Performance:★★★★★★★★★☆
Year:1997
Area:Detroit,Michigan
Purchase:Disk Union
もともと2枚組でリリースされたという作品を日本のWet Pussy CartelがSelectしてリリースしたのがこの一枚。ご存知Takakosta女史とGonzosta氏とのマニアックトークを読むことが出来ます。
僕はこの人のことをまったく知らなかったのですが、もともとはThe Dramaticsのバックバンドの一員だったみたいです。そしてその後なぜかDeath Rowで仕事をしていたらしく、Dr.DreとかSnoopとも仕事をしたいたとのこと。Productionにも参加していたそうです。当時のDeath Rowの作品にどこかソウルフルなところがあるのはこういった影の立役者の活躍にも負っているんでしょうね。詳しい解説は本体を購入しお楽しみください。かなりボリュームがあって楽しめます。
そのT.GreenがCAからMIに戻った後、地元のアングラで活動しているアーティストたちを集めて作ったのが前述の2枚組アルバムだそうです。
1枚にコンパクトにまとめられたこの作品の内容ですが、最高です。甘茶Soul Witta Little G-Funk Flavorって感じで、きっとGangsta Rapしか聞かないという人でも楽しめる一枚です。
とにかく全曲いいんですが、Cognacばりの甘めG-Funk⑤Hey Lady、糖分過多のスイートナンバーにか細いNyliaなる女性シンガーがしっとりと歌い上げる⑦My Love Is On The Rise、Pinnacleという男性Vo.Groupの極上のコーラスワークがゆったりとしたGroovyなトラックに華を添える⑧Can I Trust Youあたりは中盤までのクラシックナンバーとなっています。
後半では正統派Sweet Soulの⑩Good Love、お洒落なJazzyトラックにNonchalantというRapperが味のあるRapを聞かせてくれる⑫Suicide Casesがお勧めです♪⑫は曲途中からの曲調の変化と、さりげないコーラスの入れ方が渋すぎる!!
解説でTakakosta女史も書いていたけど、もう少しRapが入ってたほうがG好きの人には楽しめたと思います。
それにしてもGonzoという方は本当にすごすぎますね。Takakosta女史との対談コーナーで74年に現地でDramaticsのLiveを見たとか書いてありました。そしてマニアックにも程があるw長くソウルやファンクを見続けてきた方がG-Rapを聞くといろんな視点で音を捉えることができそうですよね。
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