GANGSTA RAP/G-RAP/G-FUNK/CHICANO RAP/FUNK/SOULなどのブラックミュージックのレビューブログです。オススメのCD、Gangsta Luvで紹介されている名盤からマイナーGまで幅広く紹介しています。G-Rapのレビューブログは今となっては非常に少なくなってしまいましたが、音楽的芸術性と知名度が比例していない最たる音楽ジャンルであるG-Rapをメインにレビューしています。この音楽を聴き、楽しんでくれる方が増えてくれるよう、心から祈ってやみません。G-Rapだけでなく、ブラックミュージックは殆ど好きなので、色々と情報交換させていただければと思います! 元ネタ/甘茶/ Since2007.2!!
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2016年5月5日木曜日
Gangsta Luv掲載皿だっけ?Mista Rodd / Greedy 4 Life
1999 Georgia
Greedy Records
コテッコテのG皿を紹介するのは久しぶりな気がします。
Mista Roddが1999年にリリースした1枚です!まず、ジャケがかっこいい(^^♪
ネタもかなり使われているし、内容が超良いです。
それほど高くもないので、まだお持ちでない方は購入をおすすめします。
①Smokin N Drinkin
初っ端からヤバすぎです。
こってりとした濃厚メロウ。Ghinoなる男性シンガーの厚みのあるヴォーカルが最高です!
②Young Girlsはこれぞカッペのギャングスタサウンド!安っぽいトラック、単純なサビ。
一聴すると大したことないのですが、楽器が複合的に使われており、かなり作りこまれている印象を受けます。
③Who Da Man
雨音から始まる寂しげなメロウ。ピアノの叙情的な音から察するに、女性シンガーが入る美メロかと思いましたが、Mista Roddの下品なラップが全面的に出ています。90年代後半に流行った曲調ですね。
④Campaigning N Da HouseはAnita BakerのWill You Be Mineネタ使いのジャジーで爽やかな一曲。サビで女性シンガーが入るのがツボです。こういう曲を求めてG-Rapを聴いている人もいらっしゃるのではないでしょうか。Anita Bakerの曲をサンプリングしている人もそんなにいないですよね。
④に続き素晴らしいのが⑦Cheezeです。Marvin GayeのLife Is For Learning使いのゆったりとしたメロウ。この曲はなんとJazzy Phaが参加しています。Jazzy Phaといえば、アトランタのプロデューサーとして、Welcome to Atalanta,Area Codesなど素晴らしい曲を作った方ですね。このブログを見ている方には、2pacのFair Exchange Remix、Pac's Lifeのプロデューサーと言った方がしっくりくるかもしれません。この人はかなり多くの作品を作っているので、下記をご参照ください。
https://en.wikipedia.org/wiki/Jazze_Pha_production_discography
⑧Keep On Doinはホラー映画で使われそうなトラックに、男性ヴォーカルが絡む佳作。
いかにもGA産らしい⑨Roll It Up。←一般受けしませんが、僕はかなり好きです。
Al GreenのFree At Lastを使った⑩Too Catは名曲ぞろいのこのアルバムの中でもトップレベルの一曲で、メロウ好きは絶対に聴いてください!Georgiaという土地でなぜここまで美しい曲ができるのでしょう。コーラス、ラップ、トラックのバランスがめちゃくちゃ良いです。
これだからG-Rapはやめられない!!
1. Smokin-N-Drinkin
2. Young Girls
3. Who Da Man
4. Campaigning-N-Da House
5. Who Dat
6. Servin Em
7. Cheeze
8. Keep On Doin
9. Roll It Up
10. Too Cat
11. Greedy 4 Life
12. Rags 2 Riches
13. Cheeze Remix
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