評価：★★★★★★★★☆☆
年代：１９９７年
地域：Texas
G-Rapってある程度ジャケの感じで内容を推し量るものだと思うんですけど、これほど内容を予測できない皿は無いでしょう。まるで万華鏡を覗いているようなジャケですね。ピンクがかった紫色が非常に妖しげで、これを最初に買った人は相当ヤバイセンスの持ち主ですね！
ものすごく高い値段で取引されているこの作品は分かりやすい作品ではないです。ただし、音を作っているDJ RICEのセンスを存分に味わうことができる名盤だと思います。捨て曲もありますが、とんでもない曲の連発です。
太いベースラインを機軸に据え、様々な楽器の音が交錯するDeep Mello⑤Gangstas In A Playin Moodは男女シンガーの力強いVocalと落ち着いたRapが絶妙にマッチ！なかなかお目にかからないタイプの音。ラストは男性シンガーがLuther Vandrossの名曲をアドリブ調にアレンジ！
⑥Money Talksは⑤と同じく音数が多いトラックですが、BPMが少しあがり、シンセもより効いていて神秘的な曲です。この曲はコーラスワークが素晴らしく、Rap、コーラス、トラックのバランスが絶妙です。
⑦A Brand New Gameの2nd Verseは必聴！Flowもいいけど、韻の踏み方が鬼だわぁ～。こちらの曲でもコーラスワークがやばい。この作品で参加してる女性シンガーってクソセンスいいわ！
⑪Money Talksは⑥とは別の曲。一聴したら平坦な高音シンセ使いの曲だけど、上にのっかるベースラインがカッコイイ。Hookのネタ使いで悶絶確定・・・
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