2009年11月7日土曜日

失われし自我を求めて/ロロ・メイ


大学生の時に一番影響を受けた本!かっこいい言い方をすると、実存的不安に陥っていて、何をするにしても自責的になり、欝になっていたときに立ち直るきっかけになった本です。さっき久しぶりにパラパラとページをめくってみたけど、胸にジーンとくるものがありますね。

20~22くらいの人に是非読んでもらいたい本です。でも自己内省できない人が読んでもあまり意味ないです。

この本読んでみてよかったら、V.フランクルの「現代人の病」「夜と霧」とか、ロロ・メイの「愛と意志」なんかもオススメ。どちらも実存精神療法の先生です。そんなに難しくなくてサラっと読めます。

純粋に実存哲学を学びたい人はヤスパースがいいと思います。ヤスパース→サルトル→ニーチェって感じかな。哲学は難しくて自力では完璧に理解することなんて難しいけど、一行でも自分の胸に響く文があればいいかなって感じで読んでいました。

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