2018年2月24日土曜日

D.W.B. / Double S

ちょっと聴くだけだとDouble Sのラップがちょっと弱いと思うけど、それはさすが909エリアのギャングスタびぁーーーっち!後半は特にトラックが秀逸なものが多く、なかなか聴きごたえのある作品に仕上がっています。

スムースなトラックに男性ヴォーカルがのっかる⑦やのっぺりとしたG-Funk⑨は特におすすめです。メロウな⑪はその他の曲と一線を画す出方をしますが、中盤以降は正統派G-Funk。彼女はこれくらいのBPMの曲のほうがあっていると思う。

このアルバムは比較的ゲストが少ないのが残念だったかな。同じエリアのJ-ⅡBをもっと使っても良かったかな。実際、⑫や前述の⑦みたいにシンガーの入る曲はDouble Sの下品なラップと男性のセクシーなコーラスが曲に抑揚をもたらせているように感じます。

女性ラッパーは世の中たくさんいると思うけど、僕が一番好きなのはMs.Tee。この人は歌もラップも天才的にうまくて、最初聴いたときは衝撃的でしたね。南部のド田舎にあんな才能がある人が埋まっているのもG-Rapの魅力ですね。Ms.Teeは実家に眠っているので機会があれば掘り出してまた聴きたいです。Big BlackやTenda Tee、Bossも好きだけど、Ms.Teeにはちょっと及ばないかな。あと、Big Blackは怖すぎて、目の前にいたら襲われそうですw



01.On Sight
02.Split The Blunt
03.BabyDaddy
04.South Side
05.D.W.B
06.Hustler Or Bust
07.Sticky Green
08.On Tha Low
09.Parkin Lot Pimpin
10.Clubbin
11.Metamorphous
12.Playa Partna
13.Spilit The Blunt Screw Mixx
14.Bonus 1
15.Bonus 2

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