GANGSTA RAP/G-RAP/G-FUNK/CHICANO RAP/FUNK/SOULなどのブラックミュージックのレビューブログです。オススメのCD、Gangsta Luvで紹介されている名盤からマイナーGまで幅広く紹介しています。G-Rapのレビューブログは今となっては非常に少なくなってしまいましたが、音楽的芸術性と知名度が比例していない最たる音楽ジャンルであるG-Rapをメインにレビューしています。この音楽を聴き、楽しんでくれる方が増えてくれるよう、心から祈ってやみません。G-Rapだけでなく、ブラックミュージックは殆ど好きなので、色々と情報交換させていただければと思います! 元ネタ/甘茶/ Since2007.2!!
Articles And Special Contents
2012年1月29日日曜日
Elate / Elate
Performance:8/10
Year:1996
Area:Kenner, Louisiana
Big Boy Recordsから輩出された4人組R'Bグループ。このアルバムだけかと思いきや、もう一枚リリースしているそうですね。Mr.Sweet Luvさんが以前紹介されていました。
田舎の歌自慢かと思いきや全然芋っぽさは感じません。どちらかというと洗練されたイメージが強く、Very Smoooooth!
トロトロの甘いVo.を聴くことができる①Get Up、セクシーR&Bの②Tase Of Your Love。たまりませんね!リードVo.のCardeの歌声が伸びまくります。
同郷のFiendが冒頭に煽りを入れる僕好みのSweet Gは③What's Wrong。こういうコテコテな展開大好き!
アカペラだけでも十分な⑤Memoriesは彼らの能力を十分発揮した佳作。こういうの聴くと改めてレベルの高さを感じます。
シンプルなトラックにカルテットのハーモニーが映える⑦Quiet Is Keptがこのアルバムの中で一番聴きやすいです。
収録曲は8曲で少ないですが、楽しめる一枚です。欲をいえばもうすこしラッパーとの絡みを聞きたかったかな。
サウスセントラル 非情の街
今朝方見ていた映画です。
多くのブラックギャングムービーとストーリーは似ていますが、この映画は最後はハッピーエンドで締めくくるんで少しは気が晴れます。
この映画の最後の結末って、本当に理想的だと思うけど、本当はそんな甘くないんだろうなと思います。
僕が想像しているギャングの世界って、最近のとは違うんですかね。アフロアメリカンの地位も次第に向上してきていると思うし、絵に描いたような貧困ってそんなに無いのかな?って思うんですが、実際どうなんですかね。
たまに友人とCPTやWATTSに行ってみたいかとか話しますが、スラム以外だったら行きたいと思うけど、スラムは観光的な感じで行ったら、そこの人たちに対して失礼な感じがすると思うんで。それに怖いですし(笑)
World Of Crime / Face Forever
Performance:9/10
Year:1996
Area:New Orleans, Louisiana
今日も引き続きカセットいきます。J.S.とRedd MoneyのGスタデュオ、Face Foreverの96年作。CDは高いです。
ドープなメロウ①All For The Moneyではじまるこの作品ですが、とんでもなくカッコいいです。
同郷のCrazyとLegen Manがアルバムの中で全面的に参加しています。たまりませんね!
Crazyの早口n巻き舌ラップを聴くことが出来る②Survival、Skit仕様なものの、幻想的なトラックが雰囲気漂いまくりな③Face Forever。この3曲だけでも大満足。
④Riding Dirtyも○。トラックは大したこと無いものの、二人の危機感溢れるラッペンがかっこよすぎます。この時代のラッパーはラップの上手い人が多いです。
ネタ感溢れる⑤Rolling In My Rideはこのアルバムの中でもハイライトとなる一曲です。Isley Brothersネタ。たまりません泣
表題曲ともなっている⑦World Of Crimeも暖かい男性シンガーのコーラスがメロウG-Funkトラックに華を添えます。本当完成度高いですね。
⑨Shed No Tearsはドラマチックな展開の珠玉メロウ、コレはやられない人いてないでしょう!!Crazyも鬼ったラップをかましています!ルイジアナメロウの破壊力は常軌を逸してます。。。こういうトラックを作れる人って本当才能ありますよね。
たまにYou Tubeにも外人さんが書いているんですが、こういうG Classicが陽の目を見なくて、一部の人しか共有できないのって本当に残念ですよね。確かに分かりやすい音楽ではないけど、リリックもすごく深くて、ひとつの芸術といっても過言ではない作品がたくさんあるんですけどね。逆言うと、このような音楽に出会えた自分は幸せですね。聴く頻度は少なくなるかもしれないけど、一生聴いていきたいと思う音楽がGangsta Rap、ならびにすべてのBlack Musicです。
閑話休題
男女のコーラスが冒頭から絶妙なハーモニーを聞かせてくれる⑩Timesはこの作品の中ではあまり目立たないけど、他の曲とはすこし違ったリズム感があり、ひとつのアクセントになっています。
⑪Wicked Eyesは怪しさ漂うトラックと、J.S.とRedd Moneyのラップがうまく融合した一曲です。こーいう曲というのは最初は聴きづらさを覚えるけど、知らない間にはまり、何度も何度もリピートして聞きたくなるものです。微妙にブリってるとこrがやばす!
ラストを飾る⑫Never Say Die、これまたやばすぎる!!心なしか2人のラップも決意的表明のようにも聞こえます。
まー、とにかく半端ないアルバムなんで、是非ゲットしてください!
2012年1月28日土曜日
ディアボロス
ずっと見てみたかった映画がGyaoでUPされていたので早速見てみました。
この映画はものすごいです!!ストーリーもさることながら、キアヌ・リーヴスとアル・パチーノのはまり役といったら。。。2時間超の長い映画なのですが、一気に観てしまいました。特にアル・パチーノの存在感が半端ない。キアヌ・リーヴスもかっこよすぎる。抱かれてもいいですw
男の人が男性俳優を見て、びっくりするくらい引き込まれることってあまりないですよね。僕はゴッドファーザーのときのマーロン・ブランドと、この映画の中のキアヌ・リーヴスが強烈に印象に残っています。その人が元々持っている個性と、配役がぴったりはまるとそうなるんでしょうね。もちろん、演技力や、端正さは最低限の必要条件だけど。
Goldfangaz / Country Boy Clique
1999
Milwaukee. Wisconsin
WAに次いでGクラシックの多いイナタイ地区、ウィスコンシンのドマイナーGです。
収録されているGoldfangaz、Hit'em Hardのいずれもなかなか聴き応えのあるドープなトラックです!
ジャケだけ見たらG-Rapだと思わないですね(笑)
Friday
今更ですが、はじめて見ました(笑)サントラは持ってるんですけど。。。
ストーリーはどうでもいい感じだったんですが、兎に角Chris Tuckerのはまり役ぶりが最高に楽しかった。小学校に1人は絶対にあんな感じの子がいますよねwそれをかなり極端にした感じのキャラクターは彼にしかできないと思います。
“Puff Puff Pass , Puff Puff Pass”ってところで失禁するほど笑えましたw
あと、DJ Poohも絶妙に良かった。The Washでも素晴らしい役をしていたけど、基本的に彼はすっとぼけた黒人役をやらせたらトップレベルですね。
Ghetto Heaven / West Coast / Incidents
1995
California
しばらくはカセットで攻めていこうと思います。
一時期は毎日カセットばかり紹介していましたが、最近は全くご無沙汰でした。
カセットを買っていなかったわけでなく、ダブルカセットデッキを実家に置いてきてしまったので、イナタイカセットプレーヤーしか手元にしかなくあまり聞いていませんでした。
大分カセットがたまってきてしまったので、今週~はカセット中心でイキます!!
復帰後一発目はIncidentsのシングルカセット。Ghetto HeavenもWest Coastも有名すぎるので今更説明の不要もないですね。
Ghetto Heavenは僕好みのスネアの聞いたブリブリのウエッサイシット。一方West CoastはイベントやMIXなどでもお馴染みの曲で、西のG-Rapを語る上では外せない大名曲と思います。
カセットの魅力っていろいろとあると思うのですが、個人的にはG-Rapに限っては当時の空気感みたいなのがカセットのほうがより多く感じるというのがありますね。価格的にも安いし、長方形の形も愛着があります(笑)
いやー、久しぶりにカセットで音聞いたけどやっぱいいですねー!またカセットコンピレーションでも作ろうかな~。
Not To Be Funked With / Baby C
Performance:9/10
Year:1999
Area:Seattle, Washington
おはようございます。今週は土日休むことが出来ました。年末~年始で慌しかった仕事もようやくひと段落したので、今は大分楽になりました。こういう時だからこそ、色々と新しいものに手をつけたいですね。
優雅な朝に聴いているのが、去年再発されたBaby Cの1999年皿。OGは相当高く取引されていたようで、それも納得の鬼皿ぶりです。WAは本当いいお皿多いですよね。
このお皿も駄作のない素晴らしい内容。僕はメロウよりBPM速めのファンキーなトラックが好きなので、①Down And Dirty、④If You Want Some (Come And Get Some)、⑦Not To Be Funcked Withをオススメとしてあげておきますが、この作品の聴き所は間違いなくゆったりとしたトラックの曲と思います。
内容のいい作品に稀にうかがえる“雰囲気”を感じさせる楽曲の③In The Cut、⑤Chop It Up、⑩Dodgin' Bulletsあたりは間違いないですね。
イナタイ女性コーラスの入る⑥Hit Me On The Hipもどこかクラシックの雰囲気の漂うレイドバックシットです。
Baby Cの落ち着いたラップも去ることながら、全体の配曲もバランスが取れていて素晴らしいアルバムと思います。
2012年1月24日火曜日
Loyalty And Respect / Foesum
Performance:7/10
Year:2010
Area:California
こんばんわ。今日も飲まずに1人でカレー食べて帰ってきましたwどうでもいいんですが、僕は辛いの苦手で、自分でカレー作るときも大体甘口か中辛で作るんですが、今日は間違えて辛口頼んでしまったもんだからえらい目にあいました(笑)
さて、今夜はFoesumの最新作を聞いています。この人たちももう20年近くのキャリアを誇りますね。ファーストアルバムのPerfectionはいまだに多くのG-Rapファンの心を捉えて話しません。
この最新作日本のアーティストも多数参加した参加ですが、いいところもたくさん残しつつ新しい音楽にチャレンジしている姿がうかがえます。
MC EihtとOG Dadddy Vといったベテランとのド渋なメロウファンク⑤They Know、エロいSkitから繋がる⑦I Like Emは、俺は女のどの部位が好きかというのをお互いいい合っているエロソングなんですが、聴きやすくてお気に入りです。
Fingazzのトークボックスが終始効きまくっているウエッサイチューン⑫Ready 2 Rideはこのアルバムのハイライトとなる一曲。また、⑮Loyalty & RespectもU Heard Of Usから続く最近のFoesumらしくてカッコいいです。
また、3曲収録されているBonus Trackの中では⑰Stay On Tha Move Fueliss!! Remixがかっこよかったです。
2012年1月23日月曜日
The Signature LP / Eddie Caine
Performance:5/10
Year:2005
Area:California
こんばんわ。
大体毎週月曜日は飲みにいっているのですが、給料日前ということもあり家に帰ってきました。今日は豆板醤入りの野菜炒めがメインディッシュです。暇だからスナックでも行ってこようかなと思いつつ更新します。
今日は比較的あたらしめなEddie Caineのアルバムです。中ジャケにも書いてあるのですが、OC DreやCougnutとも親交のあるラッパーらしいですね。
悪くはないのですが、ぱっとした曲が少ないのが残念なアルバムです。あえてオススメするなら、幻想的なミドルファンク、⑪New Californiaくらいですかね。
2012年1月22日日曜日
Gangsta Conversation / South Central Cartel
Performance:8/10
Year:2001
Area:California
久しぶりにSCCを聴いています。多分これはまだ紹介していないと思います。SCCの中では平均的な内容と思います。
有名なネタで、MJGも使ってたネタにあわせてSCCの面々がラッペンをかます⑪Bacc Yardが有名ですが、ハーコーなG-Funk⑬1/2 Ass Geez、SCC節炸裂のアダルトG⑮Pussy Don't Pay Bills、レイドバックしまくりのスロウファンク⑯Get Your Hands Out Of My Pockets、LVのVocalが終始目立つ⑰Gangsta Boogieあたりは最強ですね。
まー、なんといってもジャケのかっこよさは以上ですw
Snoop Dogg Presents Dubb Union
Performance:7/10
Year:2008
Area:California
おはようございます。昨日は土曜日にも関わらず仕事→飲み→キャバクラでした。疲れた~。
今週は飲みが続いて部屋の片付けや掃除が全然できていなかったので早起きして散髪 n 部屋掃除 n 洗濯をまとめてやりました。休日が1日なのは別にかまわないけど、今週は本当に疲れました。。。
今日紹介するのはSnoop Dogg周辺のラッパー3人組によるアルバムです。
このアルバムリリースされたの4年前か。。。時が経つのは早いですね。ものすごく話題になって、国内盤もリリースされていますね。僕の持っているのも国内盤です。ラップを聴き始めの人は出来るだけ国内盤を購入して、解説などにじっくり目を通すことをオススメします。
さて、この作品ですが、バラエティに富んでおり、さすがメジャークオリティと思わせる内容です。
④Western Union!!は迫力あるNew WestトラックでDazのラップが光る佳作。BJによるコーラスもいい味だしています。
Snoopの煙たいゆるいラップを聴くことができる⑤Don't Like You Girlも○
どこか往年のG-Funkを思い起こさせるようなトラックに最近のトラックを融合させた⑪Tear It Offは3人のラップが鬼かっこいい一曲です。
SnoopがすきそうなトラックにKuruptがゲストで参加した⑬Dub You!!、またもやBJが大活躍する⑭Miles Away!!、悲しげなピアノの音色からはじまり、Uncle Chuccのコーラスが全体を彩る⑮Getting Mines、Crazy Toones Pro.のウエッサイ賛歌⑰Cali Grownあたりは間違いないです!
2012年1月20日金曜日
Tryin' 2 Get It / Southside Hustlaz
Performance:6/10
Year:2000
Area:Atlanta, Georgia
久しぶりの更新です。
先週は出張ついでに実家に帰っていたので更新できず。
今週は月~木まで飲んでいたので音楽を聴く時間がありませんでした(笑)
いずれも違う部署、違う人と飲んでいました。明日も予約がありますw誰とでもそこそこ話せるコミュニケーションスキルが自分の長所なのかな、と最近思います。逆にそれが短所になることもあるんですが(笑)巧言令色少なし仁ともいいますからねー。
さて、久しぶりにG-Rap聴いてますが、こってりとしたのを紹介したいと思います。
南部色満点なSouthside Hustlazの2000年盤です。結構安く売っていますね。
ラップがうっとうしいのであまり好きではないのですが、⑤365 Daysと⑥In Decaturの2曲はオススメです。
いずれもメロウトラックなのですが、特に⑥は女性コーラスがとても綺麗で深みのある曲です。
2012年1月15日日曜日
無人島 俺の10枚
Ebonical Collaboration Volume Ⅱ: 無人島 俺の10枚
201君にも協力していただきました!!
やっぱりこういうのはそれぞれの好みや個性が出て楽しいですね。
参加していただける方、随時募集中ですので、よろしくお願いします。
2012年1月9日月曜日
Goin Green Money Motivated Music / Big Fase 100
The Gameの実弟、Big Fase 100のMixtapeです。
弟程スキルがあるわけではなりませんが、弟より悪そうです!!笑
Mixtape仕様ということもあり、⑦Bury Me A GではG-Rapファンの心をくすぐる演出をしてくれています。
オリジナル音源も、②C.O.M.P.T.O.Nや⑮Where Is The West Coast、⑱Do You Knowで重厚感あるトラックでかっこいいラップを聞かせてくれています。また、22:Silly Bitch、25:If U Want 2はシャレオツウエッサイメロウ!!これもオススメです。
個人的にとても満足できたMixtapeですが、欲を言えば兄弟共演が聴きたかったですね。
International E / Enois Scroggins
Performance:10/10
Year:2010
Area:California
ドファンキーオヤジ、Enois Scrogginsの3rd。
傑作の2ndと比較するとかなりラップ寄りで、実際に参加しているラッパー数も目を見張ります。
Dogg MasterとかXL Middletonあたりはまだ分かるけど、Kokaneも参加しちゃっています。
やっぱり一曲も外しが無くて本当にかっこよかったです。こういう音楽はもう少し多くの層の方々に楽しんでもらいたいものですね。
最近キーボードばかり使っていて、実際にペンを使って文字を書こうとすると筆圧がものすごく弱くなってきたし、字も汚くなってしまったことを実感します。やっぱり使っていない機能って少しずつ弱くなってしまうんですね。
Ear Kandy / Lil Bo Peep
Performance:8/10
Year:2004
Area:California
Caliのチビッ子ラッパー、Lil Bo Peepのフルアルバム。
ゲストがLil 1/2 Dead, Ray J, Kokane, Bo-Rocc, T-Boneと半端ないっす。どういったコネクションなんでしょうか。。。
ゲスト以外はあまり期待できない感じだったのですが、意外や意外、かなりクオリティ高いっす。Lil Bo Peep(女の子?)のラップもなかなかおもしろいです。
Lil 1/2 DeadのBackground Chorusが温かみを感じさせるミドルファンク③G、Sierra嬢の鮮やかなコーラスワークが聴ける正統派レイドバックG-Funk④Ear Kandy、ボコーダーの音まで飛び出すウエッサイアンセム⑦So Ruffあたりはど直球。間違いないです。
2012年1月8日日曜日
Still World Famous Young And Dangerous / Lil Blacky
Performance:8/10
Year:1999
Area:California
年末年始にかけて、嘔吐下痢の風邪が流行っていたそうですが、僕にも来たっぽいですw休み間だったので不幸中の幸いでしたが、結構辛いですorz
今日はあんまり音楽を聴いていなかったのですが、それでもさっきのSpice1 & MC Eihtのオヤジコンビの作品を聴きおわってからこのLil Blackyのファーストを聴いていました。何気に最近購入しました(笑)
Lil BlackyといえばBig Ballin'というアルバムが先に思い浮かぶのですが、このファーストもなかなかの充実度を誇ります。
なんといってもOh Honeyネタの⑦Oh Honeyですが、個人的にはバンギンファンクの③Blacky's Delightと④Duties Of Being Rich、メロウG-Funkの⑤West Coast Gee'sの3連発で昇天してしまいます!ゲストもODMやSlow Pain、Frostなどが参加していて最高です。
いや~、それにしても若いですね。もう13年前だから当然ですけど、まだ10台後半とか、20歳くらいなんじゃないですか。20歳といえば今日は成人式が各地で行われたみたいですね。
新成人の皆様、おめでとうございます!!
The Pioneers / Spice 1 & MC Eiht
Performance:8/10
Year:2004
Area:California
The Pioneers。
このタイトルをつけられるお方はこの2人しかいないでしょう!来日も記憶に新しいSpice 1とMC Eiht。
2人のタッグ作は続編も出ているけど、個人的にこれが一番好きです。
この前紹介したDJ Chachi & DJ Yuu - Da Bomb Vol.2にも収録されたブチ上がりファンクナンバー、⑪Bout' That Timeが一番のお気に入りですが、完成度の高いメロウG-Funk⑫Do Better、⑰The Mackも聞き逃し厳禁っす。
Spice1とMC Eihtにはちょっと上品すぎる?レイドバックチューン⑧That's The Way Life Goesも大好きな一曲です。
150,000 G HIT!!!!
150,000アクセス達成!!!
知らない間にものすごいアクセス数になっていました(笑)
前のブログなども合わせると、本当に多くの方にこの拙いブログを見ていただいているのだなと、感謝の気持ちで一杯です。
今後もマイペースで更新していきますので、変わらぬご愛顧を頂戴いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
2012年1月7日土曜日
Big Snoop Dogg Presents Welcome To Tha Chuuch Volume 8 Preach Tabarnacal
以前Snoopが連発してリリースしていたMixtapeシリーズ。
買ったまま放置していたのですが、今日聴いたらめちゃおもしろかったw
Al GreenやらR.Kelly、そしてIsley Brothersの曲を原曲のまま勝手に入れたり(笑)、Mystikalと適当な曲作ったり、Freestyleを披露したりやりたい放題。
結構やばい曲もあり、思わずYoutubeでUpしてしまいました。是非聴いてください!
Mo' Drama / Playya 1000
久しぶりに聞きたくなったのですが、実家に置きっぱなしにしてきたことに気づき、結局もう1枚買ってしまいました。
僕がGangsta Rapを聴きはじめた頃では高嶺の花的な存在だったPlayya 1000の傑作アルバムですが、今ではとても手に入りやすくなっていますね。
何度もこのアルバムを聴いてきましたが、本当に大傑作ですね。これだけ完成度の高い作品は本当に稀少です。
ネタもうまくアレンジして使ってるし、ラップのデリバリーもSmooooooth!!ジャケも◎
全音楽ファンに聴いてもらいたい一枚ですね!
Goldenchild & Andretti
Performance:8/10
Year:1999
Area:Arizona
あんまり見かけないかもしれませんが、以前は手に入りやすかった作品ですね。
G-Rapなのですが、ラップもトラックも上品でサラっと聴ける上にハイクオリティ。とてもオススメです。
注目の曲はなんといってもTake Your Timeネタの③Take Ur Timeでしょう。CrazyのBallin' Tonightとはまた違ったフレイバーを味わえます。
基本的に捨て曲の無いいいアルバムだと思います。ちょっと鼻づまり気味なGoldenchildのラップもかわいげがあって◎
お洒落な②Moneyや③Have U EverみたいなBPM早めの曲もすごくいいし、Barでかかっていても不思議じゃないくらいにグルーヴィな⑥Deja Vu、Otis & Shugのコーラスワークが冴え渡る⑦Party Thang、幻想的な地元賛歌⑬Tucson Taleなどもカッコいいです。
見かけたら即買いでしょう!
The South West Connection / CWB
Performance:6/10
Year:2005
Area:California
おはようございます。今週から学校や仕事が始まった方が殆どだと思いますが、年明けはやっぱり忙しいですね。僕は木曜日と金曜日の二日しか働かなかったけど、大分疲れました(笑)二日とも飲みにいったのが悪かったのかもしれませんがw
本日一発目はLexx Luger、Dutch The Great、そしてHaystakという白人トリオのCWBによるフルアルバムです。白人のラップトリオってのも珍しいかもしれませんね。
あんまり期待していなかったけど、そこそこ聴ける曲がありました。
④Just Like Youはグルーヴィなメロウ。G臭さはあまり感じないのですが、トラックがとても綺麗で、且つ、ラップとマッチしている曲で、このアルバムの中では一番好きな曲です。
冒頭から女性コーラスが入るメインストリーム的な曲は⑥Sleepless。最近の東はこういう曲が多いですよね。聴きやすいっちゃ聴きやすいけどすぐに飽きそう。
Just Blazeとか、最近人気のプロデューサーが作りそうな⑩Player Like Me、アッパーな⑭Still Got It、弦楽器の音が幻想的な⑱Hold On。ここら辺もオススメです。
2012年1月4日水曜日
Bout Records Presents Half Montly Biz
Bout Recordsに頂いたコンピレーションCD。
Boutで買い物をしたら無料でいただけるらしいですね。
でもすごいですね、もう130枚目ってことはどれだけ継続しているんでしょう。
半月に一度リリースするということは、130÷12÷2=5年以上ですよ。
好きじゃないとできないし、選曲のセンスも必要ですよね。
右側のBest Of 2011には本当びっくりしました。こんなにいい曲が2011年にリリースされていたんだって知りませんでした。旧譜だけでなく、新譜もしっかりチェックしないといけませんね!でもNew Westってどれも同じ曲に聞こえてしまう。。。多分ずっと聴いてたら飽きるんだろうな~。なんだかんだで、僕は90年代の音がしっくりきます。
Top Secret / Lap Danz
Performance:4/10
Year:1996
Area:California
G-Rapと思って購入したらBassだったwww正確にはBass的ラップ?よくわかりません。
あきらめて聞いてたのですが、意外にGroovyで聞ける⑧Chocolate Puddingや⑨Rump Roastなどが収録されており、なめられません。
また、⑫Call Me YesmanなんかもBassらしさを感じない曲でお洒落です。ウタモノの⑬Money Makerもまぁまぁ。
Bassも聞いていこうかな~。
Operation Occupation / Caprice
Performance:7/10
Year:2001
Area:California
今日で正月休みも終わり、明日からまた怒涛の毎日が始まります。なんだか緊張します。
料理をしながら聞いていたのがCapriceの2001年作です。前半がクソだったので、聞き出しはクソ皿確定かと思いましたが中盤から持ち直し、後半は結構いい曲なんかもあって総合的に評価を7としました。
Freeネタまで飛び出す地元賛歌⑥Thug It Up、女性シンガーが効果的なコーラスをかますフロアアンセム⑦V.I.P.、曲名からも想像できるとおり、Float Onのフレーズが冒頭から飛び出すお洒落G-Funk⑪Float Onが中盤ではハイライトとなる曲ですね。男臭いCapriceのラップもナイス。
お父ちゃんお母ちゃん大好きソング⑭Moma N Dad Dedicationはあまりにファザコンマザコン魂丸分かりなんで聞いているほうが恥ずかしくなってしまいます(笑)
Parisばりにメッセージ性の強い⑯Mr. Presidentはただただ純粋にカッコいい。ラップの力強さもそうだけど、こういう単調なトラックが意外に好きです。
この作品中一番の⑰Leave The Drugs Aloneは特にオススメです。1st Verseからコーラスへの展開が鉄板すぎてカッコいい。女性シンガーの艶っぽいコーラスも◎
⑱Don't Wait 4 A Hurstもやたら完成度高いです。リリックもとても前向きなメッセージがこめられています。このGスタは憎めないいい奴ですねw
From Daygo 2 France / Bloc Bang Music
Performance:7/10
Year:2009
Area:France-California
Bloc Bang Musicとフランスの187Prodがコラボした作品。
はまる曲はないものの、捨て曲がなくいいアルバムです。フランスらしいお洒落なG-Funk④From Dago 2 France、⑬City 2 Cityあたりは特にオススメですね。その他の曲もいいですが、全体的に同じ曲調が多かったのが惜しいです。
2012年1月3日火曜日
Los Suenos Vol.2 / DJ Satoru
以前紹介したGangster LoveをリリースしているDJ SatoruによるMIX CDです。
これ良かった。知らない曲も結構あって勉強になったし、繋ぎや全体の構成も綺麗。
あと、国内のラッパーの楽曲も無理やりでなく、ミックスの流れを考慮してうまく入れています。
Life As We Know It / E-Dunn
Performance:6/10
Year:2002
Area:California
確か、以前LBC-Gさんのサイトで紹介されていた一枚でしたね。若かりし日の僕は毎回更新を楽しみにしていたものですが、今はもう閉鎖されてしまっているようです。掲示板などもあって、とても楽しく拝見していただけに残念です。
このアルバムはなんと言ってもぶっちぎりの爽快G-Funk④Hold Onでしょう。Mixなどでもよく収録されています。女性シンガーもコーラスで参加している鉄板ぶり。他の曲は微妙ですが、④と同じく女性シンガーが登場するグルーヴィナンバー、⑭Gunz Saluteは結構いけます。
P Cutta Presents Naam Brigade The Movement
Naam BrigadeなるラッパーによるMixtape。この人はRapが上手くてなかなか楽しめました。
Funkmaster FlexとBig Kapのアルバムに収録されたDr.DreとEminemの隠れた名作、If I Get Locked UpにRapを入れた①Introでいきなりやられました。
⑬Greatest Man Alive Remixはなんのネタか知らないけど、P CuttaのRapの器用さがよく表れています。
⑭I'm GoodはFreewayの曲かな。これもカッコいい。Exclusiveの⑰Where You Are?もイイ!!メジャーなCassidyも参加しています。Elliot Nessってアーティストも参加しているけど、最初Missy Elliotと読み間違えた(笑)
Mixtapeはラッパーの力量が良く分かっていいですね。Dazなんかはめちゃ上手い。
Never Say Never / Phuntane
Performance:5/10
Year:1999
Area:Georgia
なんだか薬品の製品メーカーのような名前のPhuntaneさん。お悩みの様子です。
殆どの曲がクソなんですが、ドラマチックメロウの⑥Never Say NeverとGap Bandネタの⑬Out 4 Emは一聴の価値ありです。
昨日フードプロセッサーを購入しました。どうしてもたまねぎのみじん切りが上手に出来なかったので(笑)明日は豆腐ハンバーグでも作ろうと思っていますwww
Michael / Michael Jackson
今更ですが、マイケル・ジャクソンの没後にリリースされたアルバムを購入しました。
彼の没後は新作を聞くというより、これまでにリリースされた作品をずっと聞いていたので、これまで手が回りませんでした。
マイケルの新作ということで期待もありましたが、彼が完全に携わったわけではない作品ということで、多少の不安を抱えながら聞きました。
ひとつの作品として、とてもうまくまとまっていて個人的には満足できましたが、彼の過去の作品と比べることは出来ません。
Akonがでしゃばりすぎている①Hold My Handや50CentのRapが微妙な⑤Monsterあたりは少し残念だったかな。せっかくなんだから、彼の過去の作品に参加していた人を使ってほしかったです。もう亡くなってしまったけど、Heavy Dとか。あとは妹のJanetとかね。Jackson5名義の曲があってもよかったかも?まぁ、言い出したらきりがなくなってしまいますね(笑)
Teddy Rileyが作った曲もいくつか有って、彼らしいグルーブ感も味わえる②Hollywood Tonightなんかは良かったかな。一番気に入ったのは⑨Behind The Mask。エッジの効いたトラックに、ボコーダーの音まで飛び出します。
アマゾンで安く買えますので、まだの方は是非。
PVありました。Hollywood Tonight
2012年1月2日月曜日
Troublez Presents Tha Allstarz
Performance:8/10
Year:2010
Area:California
衝撃的メロウ②Day By Day Remix、⑮Hustlin' To Survive、⑰If I Die Tonight収録の鬼盤!!!!
新譜にも関わらず、Gなスピリット溢れまくりです。
②Day By Dayは確かTroublezのアルバムにも収録されていますが、そのRemixです。一度聴いたら耳から離れない中毒性のあるトラックと、リアリティのあるラップが素晴らしいですね。
⑮Hustlin' To SurviveもNorte印の深みを感じさせるドープメロウ。コレもヤバイです。Troublezのラップが切なさや寂しさを思い起こさせます。
④We Gon' Ball RemixではComptonからThe Gameが参加。あの乾いたラップを炸裂させます。この人はカリスマがありすぎてやばいですね。曲の印象を一気に変える力を持っている稀有の存在です。
Yak The Hittaの狂犬ラップが猛りまくるNorthern G Shit⑨Goons Stay In Motionも悪さがにじみ出ていて◎。この人のラップは本当にイカツイ。R.I.P.
2Pac Black Angel Of Death / DJ Fatal & DJ Hitman
僕の大好きなDJ Fatalによる2Pacのリミックスアルバムです。
この作品はもちろん内容いいですが、原作を上回る出来という観点では、壮絶ドラマチックな⑩Baby Don't Cryくらいでしょうか。Gangsta Rapと荘厳なピアノの音色が絶妙なコラボを奏でています。それでもリミックスアルバムとしてはハイレベルな一枚で、飽きずに聴けます。
DJ Fatalってどんな人だろう?と思って検索してみました。
白人かと思っていたのですが、アジア系アメリカ人のようです。
Myspaceもやっているようです。Mopreme ShakurとかOutlawzとかとの写真も貼っているので、多分本人。
Kizara Records 2nd Anniversary Compilation CD
Kizara Records開業2周年記念のコンピレーションCD!!2周年おめでとうございます!!
曲名を見ていただいたら分かるように、あまり聴きなれない韓国やタイ、モンゴルといった国のラップを収録した豪華盤です。アメリカの皿だけでもヒィヒィ言ってるので、こういうコンピレーションは勉強になるのでありがたいです。
Rap未開拓な国の作品とは思えないほど洗練された作品が多くびっくりしました。英語で歌ってる曲も多いのであまり違和感感じないし、トラックもキャッチーで聴きやすいのが多いですね。
Kizara君セレクトの①T.B.P. / Hott Doggなんかは本当衝撃的にG-Funkですね。
⑥Summer Timeはネタ感溢れまくりだし。Just The Two Of Usって感じでお洒落。ラップがもさっててちょっと笑ってしまうけどねw
先日紹介した④Amazinger / Zingerなんかもそうだけど、曲の展開とか、フックのつくり方とかかなり上手い曲が多い。
⑩Stop Acting Fool / J KyunはNew Westとか最近のメインストリームを意識した作品。わざとらしいけど、良い◎
後半は珠玉のメロウ目白押し。たまりませんね!!
2000年代後半はフランスとアメリカとのコラボが多かったけど、2010年代はアジア圏とアメリカとのコラボが出てくるかもしれませんね。
とても楽しめるコンピレーションアルバムになっています。是非ゲットしてください!僕は早速i pod touchに入れましたw
購入先はこちら
Da Krow / Knitwit
Performance:5/10
Year:-
Area:California
レコード屋さんの解説には99年にリリースした同名のアルバムとはまた別の作品と書いてある、Knitwitによるストリートアルバム。
Knitwitの癖のあるラップとミドルファンクトラックがマッチした②Who Do You Trust In、トラックはいいけど、ラップの入れ方が微妙な⑤Imma Nigga、寂しげなギターサウンドで始まり、ボンサグばりなラッペンが炸裂する⑥Akten A Azz、泣きのメロウチューンにイナタイ男性シンガーが歌いちぎる⑦Homie Smile、が聴きどころですかねぇ。
まぁまぁです。
Come And Get Me / Smoke
以前にも紹介したことのある、Smokeによる唯一の作品です。最近CDをゲットしたので、聞きなおしています。
やっぱり最高ですね。黄金期のGangsta Rapを存分に堪能できます。
ジャケット、内容もいいし、盤面もカッコいい。
そんなに高いものでもないので、機会があれば是非ゲットしてください!
The Rite Of Spring / Ty Luv Hunter
あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。
皆様の笑顔が絶えない一年となりますように。
さて、先ほど田舎より帰ってまいりました。普段食べられない野菜や、手料理をたらふく食べて英気を養うことができました。皆さんの年末年始はどのようなものでしたか?
僕は、叔母が実はSnoop DoggやWarren Gが好きという事実をしった、衝撃的な時を過ごせました(笑)
高速バスの中で聴いていたのがTy Luv HunterさんのMIXです。
これは本当傑作。
32曲収録されているのですが、まるでそれがひとつの作品であるかのように錯覚するほどストーリー性のあるミックスとなっています。
選曲も渋いところから誰も知らないようなものまで幅広く収録されており、G-Rap好きにとってはたまらない内容になっています。オススメです。
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