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2016年12月11日日曜日

フロイトとユング / 小此木圭吾×河合隼雄


読書の冬!

久しぶりに知的欲求が高まっており、ちょいちょい本を読んでいます。

本日読んだのがこちら。精神分析の創始者フロイトと、分析心理学の創始者ユングについて書かれた本です。

小此木圭吾氏は精神分析学、河合隼雄氏は分析心理学の日本における第一人者で、僕は学生時代に先生方の本をむさぼるように読みました。

こちらの本も学生時代に読んだことがあるのですが、10年以上経った今、再度読んでみました。

僕は特に精神分析学に強い影響を受けて、大学生の頃は日本教文社から出ていたフロイトの著作集を古書店を回って買いあさっていたものです。

今でも物の考え方は精神分析学にかなり影響を受けていると思います。他にも実存哲学なども読みふけっていました。

人の深層を研究する学問を勉強することは、とてもいい勉強になりますが、自分への客観的視点が強くなりすぎて、ともすると生きづらくなることもあると思います。

学生の頃に比べるとちょっとだけ精神的に大人になった今、この本を読んでとてもよく理解できたし、本当に面白かったです。

専門的な内容もあるのですが、対談集ですのでわかりやすいので、入門書としてもおすすめです。

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