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2016年5月5日木曜日

Gangsta Luv掲載皿だっけ?Mista Rodd / Greedy 4 Life


1999 Georgia
Greedy Records

コテッコテのG皿を紹介するのは久しぶりな気がします。

Mista Roddが1999年にリリースした1枚です!まず、ジャケがかっこいい(^^♪
ネタもかなり使われているし、内容が超良いです。
それほど高くもないので、まだお持ちでない方は購入をおすすめします。

①Smokin N Drinkin
初っ端からヤバすぎです。
こってりとした濃厚メロウ。Ghinoなる男性シンガーの厚みのあるヴォーカルが最高です!

②Young Girlsはこれぞカッペのギャングスタサウンド!安っぽいトラック、単純なサビ。
一聴すると大したことないのですが、楽器が複合的に使われており、かなり作りこまれている印象を受けます。

③Who Da Man
雨音から始まる寂しげなメロウ。ピアノの叙情的な音から察するに、女性シンガーが入る美メロかと思いましたが、Mista Roddの下品なラップが全面的に出ています。90年代後半に流行った曲調ですね。

④Campaigning N Da HouseはAnita BakerのWill You Be Mineネタ使いのジャジーで爽やかな一曲。サビで女性シンガーが入るのがツボです。こういう曲を求めてG-Rapを聴いている人もいらっしゃるのではないでしょうか。Anita Bakerの曲をサンプリングしている人もそんなにいないですよね。

④に続き素晴らしいのが⑦Cheezeです。Marvin GayeのLife Is For Learning使いのゆったりとしたメロウ。この曲はなんとJazzy Phaが参加しています。Jazzy Phaといえば、アトランタのプロデューサーとして、Welcome to Atalanta,Area Codesなど素晴らしい曲を作った方ですね。このブログを見ている方には、2pacのFair Exchange Remix、Pac's Lifeのプロデューサーと言った方がしっくりくるかもしれません。この人はかなり多くの作品を作っているので、下記をご参照ください。

https://en.wikipedia.org/wiki/Jazze_Pha_production_discography

⑧Keep On Doinはホラー映画で使われそうなトラックに、男性ヴォーカルが絡む佳作。
いかにもGA産らしい⑨Roll It Up。←一般受けしませんが、僕はかなり好きです。

Al GreenのFree At Lastを使った⑩Too Catは名曲ぞろいのこのアルバムの中でもトップレベルの一曲で、メロウ好きは絶対に聴いてください!Georgiaという土地でなぜここまで美しい曲ができるのでしょう。コーラス、ラップ、トラックのバランスがめちゃくちゃ良いです。

これだからG-Rapはやめられない!!



  1. Smokin-N-Drinkin
  2. Young Girls
  3. Who Da Man
  4. Campaigning-N-Da House
  5. Who Dat
  6. Servin Em
  7. Cheeze
  8. Keep On Doin
  9. Roll It Up
  10. Too Cat
  11. Greedy 4 Life
  12. Rags 2 Riches
  13. Cheeze Remix

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