三国志の主要人物、諸葛孔明にスポットをあてて書かれた小説。
アマゾンのカスタマーレビューを見ると非常に評価の高い一冊なのですが、個人的にはあまり気に入らなかった。
三国志や三国志演義特有のリズム感や抑揚というのが少なく、期待していたものとは違いました。しかし、諸葛孔明という歴史上の偉人が誕生した背景や、彼の思想を理解するにはもってこいの一冊でしょう。
この人の書いた「秘本三国志」は魏の曹操を主人公としたものなのですが、他の作者が注目していない仏教徒とのつながりなどが中心に描かれていて面白いです。ただし、三国志についてのある程度の知識がないと読むのはちょっとつらいかもしれません。あと蜀贔屓にはお勧めしませんw
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