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2010年7月1日木曜日

歴史に学ぶ / 津本陽



ここ最近読んだ中で一番面白いです。

基本的に、前半は織田・豊臣・徳川の3人にスポットを当てて、彼らの内政能力だとか、軍事戦略などについて解説してあるのですが、難しい文章ではなく、口語形式で書いてあり非常に読みやすい。
ここら辺の知識は歴史の教科書程度、いや、それ以下の知識しか持っていなかったので本当に勉強になります。そして彼らの能力の高さに驚くばかり。

特に織田信長は圧倒的な異才の持ち主ですね。この本の中に生まれてくるのが数百年早かったと書いてありますが、その通りだと思いました。信長が明治時代とか昭和に生まれていたら、今頃日本はいろんな面で世界一の国になっていたことでしょう。

もう亡くなってしまった方なのでしょうがないですが、偉業をなした偉人の思想を学ぶことによって、発想の転換にもなると思うし、インスピレーションが沸いてきますね。

それにしても当時の日本はいろんな意味でスケールがでかい!

基本的に通勤中の電車の中で本を読んでいるのですが、まだ半分しか読んでないので、早く読みたくてうずうずしています。

歴史に学ぶ (講談社文庫)

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