2015年3月8日日曜日

The Big Bang / Busta Rhymes


当時話題沸騰したBusta Rhymesのアルバムです。なんとDr.Dreが全面的にプロデュースし、Aftermathからリリースされた一枚。当時Dr.Dreは東海岸のラッパーにも興味を持っており、Wu-Tang ClanのRaekwonもAftermathからリリースするんじゃないかと言われていましたね。

それにしてもAftermathのホームページってどうにかならないものですかね。
めちゃダサい!!
http://aftermathmusic.com/cms/

でもこのアルバムは超かっこいいです。

①Get SomeからDreお得意の重厚感あふれるビートがめちゃかっこいいのと、Dreのトラックに負けないBustaの大迫力のラップ!Busta Rhymesというラッパーの個性である力強さが全面に出ています。

④New York Shitは同郷のNYのラッパーたちの名前と、彼らへの尊敬の念をラップする好曲。
DJ Scratchなる人がプロデュースしていますが、かなり完成度の高い一曲です。

Stevie Wonderが参加していることで話題になった⑤Been Through The StormはどちらかというとBusta Rhymesが客演している印象を受けるのですが、すごくいい曲です。
トラックは途中まで同じ感じで流れるのですが、飽きさせないのが彼らの力がなせる業ですね。
Bustaのラップも気合い入っていてかっこいいです。特に3rd Verseは鳥肌もの!
最後のドラマチックな展開にも注目!


⑥In The Ghettoでもレジェンドと共演。これは好みの分かれる曲だと思いますが、僕はツボ。

⑦Cocainaは悲しげなピアノトラックですが、これがまたかなりおしゃれ。
Bustaの男臭いラップとMarshaのやさしい声がいい感じでマッチしています。

先ほど名前も出したRaekwonが登場する⑨Goldmineはクラシック好きにはたまらない組み合わせですね。Raekwonはラップが渋くて本当に好きなラッパーです。
キャッチーな曲もたくさんリリースしているし、MIXでも頻繁に取り上げられています。これからも頑張ってほしいですね!

Nasの名曲、Suicide Bounceでも相性の良さを見せつけた二人が再度タッグを組んだのが⑪Don't Get Carried Away。
これヤバいですよ!3分程度の短い曲ですが、トラックはやっぱりDr.Dreフレイバーが丸出しで、ものすごい存在感があるんですが、2人のラップが半端なくかっこいい。30代中盤の油の乗った時期の天才たちのラップ。一聴の価値ありです。

それにしてもこのアルバムはゲストが豪華だ。

Get You Some 3:46 Feat. Q-Tip & Marsha Of Floetry
Touch It 3:35
How We Do It Over Here 3:36 Feat. Missy Elliott
New York Shit 3:02 Feat. Swizz Beatz
Been Through The Storm 4:07 Feat. Stevie Wonder
In The Ghetto 3:53 Busta Rhymes Feat. Rick James
Cocaina 3:32 Feat. Marsha Of Floety
You Can Hold The Torch Feat. Q-Tip & Chauncey Black
Goldmine 3:45 Feat. Raekwon
I Love My Bitch 3:48 Feat. Will.I.Am & Kelis
Don't Get Carried Away 3:31 Feat. Nas
They're Out To Get Me 5:02 Feat. Mr. Porter
Get Down 3:41
I'll Do It All 5:02 Feat. LaToiya Williams
Legends Of The Fall Offs 4:40



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